採用情報社員インタビュー
子育て明けの私が選んだ新しい働き方
- 社員
- システム管理部
- 入社1年目
- プロフィール
- 外資系の証券会社に新卒で入社してからシステム部門で活躍。2020年に派遣社員として参画後、2024年10月にフルタイム社員として入社
ここでなら、私の力が役に立つかもしれない
システム管理部の坂下さんは、子育てからの復帰のタイミングで『自分にできること』と『会社から求められていること』がマッチしていたSBI FXトレードに2019年に入社しました。
今回は坂下さんに、これまでのキャリアと、今向き合っている仕事、そしてこれからのビジョンについて聞いてみました。
まさか、もう一度フルタイムで働くことになるなんて、思ってもいませんでした(笑)
— 2019年に 派遣として入社されたところからスタートしたそうですね
はい。当時はまだ子育てとの両立中だったので、週2〜3日の時短勤務で派遣として働くところからスタートしました。ブランクもあったので「とにかく感覚を取り戻したい」と思っていて。そこから、少しずつステップを踏んで、2024年10月にSBIリクイディティ・マーケットにフルタイムで入社することになりました。
—復帰するにあたって不安はありましたか?
ありました(笑)。でも、「自分にできること」と「会社が求めていること」がマッチしていると感じていて、まずはやってみようと。
新卒から外資系の証券会社やメーカーで働いていたのですが 、日系の企業に入るのは初めてで、最初はメールの書き方から電話の取り方までギャップがありすぎて戸惑いもありました。でも、社内は優しい方ばかりで、嫌な顔ひとつせず、ゼロから教わっていきました。
少数精鋭だから、いろんなことに挑戦できる
—現在の業務内容を教えてください。
社内ルールやセキュリティ要件を整備する仕事が中心です。いまは SBI FXトレード で新しいサブシステムを立ち上げるプロジェクトが動いていて、その運用体制や規定作成に携わっています。金融会社としての規制やリスク管理に関するルールをつくったり、業務部門にどう運用を落とし込むかなど、社内の多くの部署と連携しています。
—業務を進める上で、大切にしていることはありますか?
たとえば誰かから依頼を受けたとしても、「はい、やります」とすぐに受けるのではなくて、一度立ち止まって「そもそもこの対応が本当に必要か」「他にもっと良いやり方はないか」を考えるようにしています。 もちろん、全部突っぱねるわけじゃなくて(笑)、事情を聞いたうえで調整したり、落としどころを見つけていくことも大事にしています。そのプロセス自体が“ルールをつくる”ことにつながるので、やりがいも大きいですね。
「こうしたい」が言える人にはぴったりの環境
—印象的だったプロジェクトはありますか?
まだ入社して半年ほどなので「完了した」ものはないのですが、入ってすぐに障害対応の見直しがありました。外部の監査が入る中で、SLA(サービスレベル合意書)や関連規定を全部書き直す必要があって。初めての経験ばかりで不安でしたが、部長の金子さんや取締役の中村さんが細かくフォローしてくださって、本当に助けられました。
—そういったサポート体制は、働くうえで安心材料になりそうです。
はい。技術的な部分は特に丁寧に教えてもらえる環境です。 特に私はオンプレや有線の経験が長く、クラウドや無線の環境には慣れていなかったので 、毎日のように質問していました(笑)。それでも、嫌な顔ひとつせず答えてくれて。人の優しさに支えられているなと感じますね。
「社内のあたりまえ」を疑って、変えていく
—成長を実感する瞬間はありますか?
ありますね。以前は「言われたことをやる」ことに精一杯でしたが、今は「何のためにこの作業をするのか」「本当に必要か」を考えるようになりました。例えば、規定ひとつを作るにも、関連部署や業務フロー全体を意識するようになって。視座が高くなってきた感覚があります。
—それって、まさに「成長」ですね。
自分の中で「守備範囲」が少しずつ広がっていく感覚です。わからないことを聞いて、理解して、次に活かす。その積み重ねが面白いですし、もっとできるようになりたいって思います。
会社の中に、「学びの場」をたくさん持っている
—会社として、社員の成長をどうサポートしていると感じますか?
勉強会や外部セミナーの参加にも積極的です。 私も金融機関全般のサイバーセキュリティに関する共助組織の「金融ISAC」 の勉強会に参加させてもらっていて、同じ業界の人と情報交換したり、課題感を共有したりすることで、視野がさらに広がっています。
—それは実務だけじゃ得られない気づきもありそうですね。
本当にそうです。他社の事例を聞いたり、ベテランの方と話したりすると、「あ、自分たちももっとこうできるかも」ってヒントをもらえたりして。ありがたいです。
「任される喜び」を楽しめる人に来てほしい
—実際、金融業界が未経験でもやっていけるものなんでしょうか?
はい、私もまったくの未経験からスタートしました。金融業界経験者とはいえ、証券会社だったので、最初はFXって何?みたいなレベルだったんですけど(笑)、少しずつ学びながら慣れていきました。
重要なのは、知識よりも「学ぶ姿勢」と「ちゃんと考える力」だと思います。専門用語やルールは後から覚えられますし、まわりの方が丁寧に教えてくれるので安心感もありました。
※ 役職・所属・記事の内容は取材時のものとして記載しております。