採用情報社員インタビュー
直感を信じて選んだ道で、見えた景色
- ITサービス部長
- ITサービス部
- 入社17年目
- プロフィール
- 独立系金融グループに新卒入社して、FX部門でシステム運用を担当。2009年かつての上司に声をかけられSBIリクイディティ・マーケットに入社
最初のきっかけは、“人”でした
—まずは小西さんのこれまでのご経歴を教えていただけますか?
もともとは新卒で金融取引(商品先物・証券等)を中核事業とする独立系金融グループに入社して、FX部門でシステム運用を担当しており、システム周りの実務を幅広く経験していました。
—そこからSBIリクイディティ・マーケットに転職された経緯は?
前職で一緒に働いていた上司がSBIリクイディティ・マーケットに移られて、声をかけてもらったんです。「この人たちと、また一緒に働きたい」って思って、すぐ決めました。
—まさに“人”がきっかけだったと。
そうですね。誠実に淡々と計画的に動く上司と、自由な発想で課題を突破していくもう一人の上司。全然違うタイプなんですけど、どちらも尊敬できる方で。そんなお二人が同じチームにいるのって面白いなって思ったんです。
とにかくパワフルでアグレッシブな会社だな、と思いました
—実際に入社してみて、どんな印象を持ちましたか?
最初に関わったのが、新サービス立ち上げのプロジェクトだったんですが……いやもう、すごかったですね(笑)。とにかく“決めた日までにリリースする”っていう強烈な覚悟があって、数時間単位で動き続けるようなスピード感でした。
—データセンターに泊まり込んだとか…?
はい、泊まりました(笑)。
今やれって言われたらさすがに体力的にきついですけど、当時は20代前半で気力も体力もあったので、「やってやるぞ!」という感じでしたね。
社内外のステークホルダーをつなぐハブ的な存在
—今はどんな業務を担当されているのですか?
今はITサービス部で、プロジェクト管理を中心にやっています。社内の取締役やリスク管理部門、収益部門など、様々な立場の方と調整しながら、システム案件を一元管理しています。
—社内外の“ハブ”のような存在なんですね。
そうかもしれません。社内では比較的自由に動けますが、外部パートナーとのやり取りでは、無理を通さないといけない場面もありますし、交渉力が求められる場面も多いです。
—プロジェクトマネージャーとしての醍醐味って、どんなところに感じていますか?
やっぱり、全体を俯瞰して最適解を見出すことですかね。いろんな人の意見を聞いて、最終的に「これだ」と判断して進めていく。正解がひとつじゃない分、難しさと面白さがあります。
—自分の判断で進める裁量も大きそうですね。
そうですね。社内のいろんな声を聞きながらも、最終的には「じゃあ、どうする?」を自分たちで決める立場にあります。システム部門って受け身になりがちな印象もあるかもしれませんが、うちはむしろ、意見や提案を歓迎する文化です。自分のアイディアがそのまま案件になることもありますし、主体的に動ける人にはすごくフィットすると思いますよ。
2年半かかったシステム刷新プロジェクト、やりきった達成 感は大きかった
—印象に残っているプロジェクトはありますか?
やっぱり直近のシステム刷新プロジェクトですね。2年半かけて、オンプレから外部ベンダーへの大規模な移行を行いました。
—かなり長期戦ですね。どんな点が大変でしたか?
元のシステムのドキュメントで処理フローや例外処理の記述に不十分なものがあり、動きから仕様を推測しながら設計していくしかないものもありました。そのような背景もあって全体の動きを再点検する必要があり、数千、数万項目を手作業で確認することもありました。
—気が遠くなりそうな作業ですね……。
本当に(笑)。でも、プロジェクトをやりきったときの達成感は大きかったですね。大きな障害もなく無事にリリースできて、「よくやりきったな」と心から思いました。
—このプロジェクトを通して、小西さん自身が成長したと感じたことはありますか?
ありますね。プロジェクト単位じゃなくて、サービス全体、事業全体を見渡して動けるようになったとき、「あ、自分の視座が一段上がったな」と感じました。単に“こなす”だけじゃなくて、“選ぶ・決める・引っ張る”みたいな感覚です。
—それってすごく大きな変化ですね。
はい、やっぱり大きな案件にしっかり向き合ったことで、「自分の決断が事業に影響を与えている」という実感を持てたんですよね。そういう実践の中で、判断力や構造化の力、交渉力みたいなビジネススキルも鍛えられました。
“必要なこと”を自分たちから提案できるチームにしていきたい
—今後、システム部門として挑戦したいことはありますか?
これまでは、ユーザー部門からの要望に対応するスタイルが中心だったんですが、これからは「そもそもこの投資って必要?」というところから、こちらから提案していける部門にしたいですね。
—それはまさに攻めのITですね。
はい。実際にAIを使った開発チームも立ち上がっているので、今後は部門が“コスト部門”ではなく、ちゃんと“価値を生み出す部門”になっていけたらと思っています。
“この人とならやっていけそう”と思える人と働きたい
—ちなみに今、採用したいのはどういった方ですか?
即戦力のPM経験者はもちろんありがたいですが、「これから上流にも挑戦したい」というジュニアの方も歓迎しています。案件を任されるチャンスも多いですし、自分で動けば動くほど、裁量の幅も広がります。
—“指示待ち”じゃなくて、自分で切り拓きたいタイプには向いてそうですね。
まさにそういう人に来てほしいですね。「このやり方じゃダメなんじゃないか」って思ったら、どんどん提案してほしい。もちろんサポートもしますが、“任されて伸びる”タイプの人にはぴったりの環境だと思います。
最後にメッセージをひとことで
難しい仕事もあるけれど、そのぶんやりがいも大きい。
自分の力で変化を起こしたい人、視座を上げて成長したい人には、うってつけの場所です。仲間として一緒に働ける日を楽しみにしています!
※ 役職・所属・記事の内容は取材時のものとして記載しております。