EMPLOYEE INTERVIEW

24時間365日動き続ける市場と向き合う。
未経験から暗号資産ディーラーへ、私の挑戦。

  • マネジャー
  • 市場オペレーション部(暗号資産ディーラー)
  • 入社4年目
プロフィール
前職の会社がSBI VCトレードと合併し、2021年SBIグループに参画。現在は価格配信やカバー取引を担う現役ディーラーとして活躍中。

「金融」と「IT」が融合する最前線で

私がSBI VCトレードに参画することになったのは、当時勤めていた会社とSBI VCトレードが合併したことがきっかけです。もともと暗号資産業界は、金融業界の中でもIT色が非常に強い業界だと思っていました。
SBI VCトレードは、SBIグループの一員として金融の伝統的な知見と、最新IT技術の両方を併せ持つ「ハイブリッドな環境」だと感じました。実際、社内には金融機関出身の方も多く、業界の“土台“を大切にしつつ、新しいチャレンジも歓迎される空気があります。入社前後で業務に大きな違いはありませんでしたが、SBIグループの持つナレッジやリソースを活かして働けるようになったことが、非常に大きな変化でした。

経験ゼロからディーラーへ。リアルタイム市場を読み、判断する日々

現在、私は市場オペレーション部にて暗号資産ディーラーとして勤務しています。担当業務は、顧客への価格提供から、注文に対するカバー取引の実行まで多岐にわたります。価格の提示一つをとっても、ただ数字を出すのではなく、常に市場の流れを読み、収益性と公正さのバランスをとる高度な判断力が求められる仕事です。

1日はシフト勤務を中心に進みます。勤務前に市場動向や重要ニュースをチェックした後、朝7時からシフトがスタート。取引の監視と対応に集中し、シフトが終わった後は収益計算や顧客取引の分析、個別タスクの処理へと移ります。この業界の特徴は「24時間365日動き続けている」こと。私たちはチームでシフトをリレーのようにつないで対応しています。一人の判断が大きな影響を及ぼすこともありますが、だからこそ「ワンチームで支え合う文化」が根付いているのです。

海外との交渉も担当。新しいカバー先の導入プロジェクト

入社して間もない頃、私は通常業務と並行して暗号資産CFDのカバー先の新規追加というプロジェクトを任されました。
当時はカバー先が非常に限られていたため、取引の柔軟性やプライスの質に課題がありました。私は海外企業との契約交渉や条件調整を担当し、チームと連携しながら一歩一歩進めていきました。結果的に新たなカバー先の追加が実現し、お客様にとってより魅力的な価格を提供できる体制が整ったことは、今でも強く印象に残っています。

未経験からのスタートでも、確かなスキルが身につく

私は金融業界未経験からのスタートでしたが、現在では日々の業務を通じて、次のようなスキルを自然と身につけることができました。

・情報収集と真偽の見極め力
・複数銘柄を同時に管理するマルチタスク力
・マーケットの変化に即応する集中力と判断力

また、分析・資料作成・業務改善といった裏方的な業務にも積極的に関わることで、より高い視点で業務を見る力が養われました。

多様なバックグラウンドと世代が共存する風通しの良さ

チームにはさまざまな年齢・経歴のメンバーが在籍しており、コミュニケーションも活発です。中には金融業界未経験のメンバーも多数いますが、困っていればすぐに誰かがサポートしてくれる風土があります。

新しいメンバーが加わった際も、率先して業務をレクチャーする文化が根付いており、安心して仕事に臨める環境が整っています。

不規則なようで、自由度の高い働き方

暗号資産市場の特性上、シフト制での勤務となるため、午後出勤や平日休みも日常です。土日が固定で休めるわけではありませんが、午前中にジムやカフェに行ける/平日の空いている時間に買い物や役所手続きを済ませられるなど、時間の使い方に自由がきく働き方でもあります。自分の時間を上手にマネジメントすることで、プライベートも仕事も充実させることができます。

未来の仲間へメッセージ

この仕事に向いているのは、こんな方です。

・暗号資産や金融市場に興味がある
・新しいことを積極的に吸収したい
・自分から手を挙げて動けるタイプ
・チームワークを大切にできる人

まだまだ成長途上にある暗号資産業界の可能性を、現場で肌で感じながら働けるのは、他にはない魅力です。興味を持っていただけたなら、ぜひ一度私たちの仕事を知ってほしいです。

「市場のスピードと成長を、自分自身の糧にできる場所」

※ 役職・所属・記事の内容は取材時のものとして記載しております。